初期のギャンブルは皇帝たちによって支配されていました。ユリウスは公のギャンブルに参加し、アウグストゥスはギャンブル場を作り、クラウディウスは馬車に乗りながらダイスゲームに興じ、カリグラは戦車競走で賭けを楽しみ、ネロはあらゆるスポーツやゲームに賭けていました。15世紀になると、非常に高いスキルを持ったカードゲームプレイヤーで政治家のロレンツォ・デ・メディチが、もっと楽しみたいという理由から様々なカードゲームを考案しました。
18世紀には、以下のような著名人たちがギャンブルに興じていました:
- ウィリアム・ペン
- ヴォルテール
- ジャコモ・カサノヴァ
- ジョン・モンタギュー
- さらに元米国大統領のジョージ・ワシントンは、カードゲームの勝ち負けを日記に付けていました。
19世紀になると、ジョージ・ボー・ブランメルのようにギャンブルに熱中するものの頻繁に負ける運の悪いギャンブラーたちも登場しました。アレクサンドル・プーシキンやフョードル・ドストエフスキーなどもギャンブルに親しんでいました。
20~21世紀にかけては、元秘密諜報員のイアン・フレミングが生み出した架空のキャラクターである英国秘密諜報員のジェームズ・ボンドが、ギャンブル関連では最も有名な存在かもしれません。
マルコ・ポーロ、ガリレオ・ガリレイ、ブレーズ・パスカル、フランシス・ホワイト、ドナルド・トランプといったイノベーターたちが、その発明やカジノによって現代のギャンブルシステムの構築に貢献してきました。
初のギャンブルガイドと言われる「Book of Games」をはじめ、数々の書籍でギャンブルとカジノゲームが取り扱われてきました。以下がその代表的な作品となります:
- 「Beat the Dealer」ドクター・エドワード・O・ソープ
- 「ラス・ヴェガスをブッつぶせ!」ベン・メズリック
- 「スペードの女王」アレクサンドル・プーシキン
- 「賭博者」フョードル・ドストエフスキー
カジノとゲームを扱った映画:
カジノとゲームを扱った音楽:
- Casino Boogie
- Blackjack
- Poker Face
- Waking Up in Vegas
プロポジションベット
カジノゲームやその他のゲームに関する偶発的な要素に対するサイドベットについてご紹介します。スポーツブックでは、特に大きなスポーツイベントでは数多くのプロポジションベットを提供しています。プレイヤーの能力、知識、戦略が試されるベットです。
White’s Betting Book(ホワイツ ベッティング ブック)
これは、18世紀および19世紀初頭のロンドンを代表するプライベートクラブだったWhite’sで行われたあらゆるプロポジションベットをメンバーが記録した本です。
アルヴィン・クラレンス・トーマス、またの名を「タイタニック・トンプソン」
アルヴィンは流浪のギャンブラーで、常に勝機を見出す達人でした。
10万ドルの男
- これはプロギャンブラーであるブライアン・ゼンビックの物語です。彼は豊胸手術を受けてそれを1年間維持すれば10万ドル獲得という賭けを行い、見事に勝利しました。彼はその後も胸を切除しませんでした。
エグザイル・ベット
- これはカジノが設定した期間中は、カジノから遠ざかり一切の収益を受け取れないというゲームです。
ロデン・シンクス
- 2人のベッターが第3者を指名するゲームです。
- ロデン(第3者)には数字で答えられる問題が与えられ、それをベッターには知らせずに答えます。ベッターはロデンの答えが実際の答えより高いか低いかを予想します。